朧ノ雪 89話UP
更新です。
ここからしばらく、連続更新(と言ってもさみだれですが…)になる予定。100話…まではないかなあ(今89話なので)。
多分5、6話分はあると思うんだけど。
予定外に久々の更新になってしまいました。もう2月くらいから周囲には「もうすぐ更新できるぜい」と言いふらしてたんですが、すでに桜も終わる始末。うっ。
このあたりは、いくつも拾ったり回収しなければいけないフラグがあって、構成まちがえると後戻りがきかないので全部書いてから更新したかったんですが、全部書くのに思いのほか手間がかかったという。
ほいで多分、今書いてある分を更新したら、そこで五部がおわって、次から六部にしちゃおうかなーとか思ってます。…四部の時も「四部が長くなったから五部にするね」とか言った記憶はたしかにあるのですが、とりあえずそこはないことにして。いやこれがもう最後!
六部はそんなに長くならないと思うんだけど(って前にもどこかで言った気がするセリフですが)、一度切った方が話のキリがよさそうなのです。
どうも枚数計算というやつが、いつまでたってもできません。ってか悪化してる。大筋は予定通りに進んではいるんだけどな…
「夏には完結」したかったんですが、それはちょっと難しそうなので、でもとりあえず「秋には完結」めざしてみてます。
おつきあい下さってありがとうございます。
近況をつらつらと。てゆーか単なる物欲の日記。
ここ数ヶ月で作業環境が大きく変化しました。
一番でっかいのは万年筆使うようになったことで(小説は手書きなのです)、万年筆って「高い」以外に何のイメージもなかったんですけど、実はすごく書きやすいですね。
そりゃ高い「だけ」なら誰も買わないか…
昔使ってみた万年筆(親のもらいもの)が重くて使いづらくて、いいイメージなかったんですけど、最近筆記具に苦しんでたので藁をもつかむ気持ちで調べてパイロットのカスタム74というのを買ってみました。わりと値段もお手頃で、これがほんと軽くて書きやすい。しかもペン先がなじんできて、自分の書き癖にあってくると、もっと気持ちよく書けるんだとか。すごいぞ万年筆。
おかげで、停滞しかかっていた作業の進みが一気によくなりました。
しかし万年筆はあんまり細字だと書き味がきつくなり、あんまり太字だとノートの罫線に入らねえ。無理矢理入れると字がつぶれて読めない。
太字、ほんとむっちゃ気持ちいいんですが…細字も買ってみたけど、結局今は中細字使ってます。
豊富な色のボトルインクがあるのも楽しいところで、最初「朧ノ雪っぽい」という理由で「冬将軍」という名前の青みをおびたグレーを使ってたんですけど、途中からモンブランのボルドー使用。ボルドーはエースとサーペントのシリーズに使おうと思って買ったんですが(ボルドーとか赤っぽい、連中)、書き味がよかったので朧もそれで書いてしまいました。「冬将軍」は色はいいのだけど、フローがよすぎてちょっと字がぼけるのが気になる。
やっぱり、グレーかセピアがほしいと思う今日このごろ。で、イユキアとレイヴァート用にグレーバイオレットみたいな色もほしいんだけど、イベントで混色してくれる工房が今年はお休みが多くてまだ果たせていません。あの2人はセピアでもいいかなあ。
カスタム74を使っているうちに「もう少し重くてホールドががっちりしたのがほしいな…」とか「もうちょっとボディの色が派手でもいいよな…」とかむくむくと物欲がもたげて、3月の「世界の万年筆祭り」(年1回のイベント)に出かけてみたり。半月くらい前から、「朧ノ雪の更新ができたら新しい万年筆を買ってもいい」って自分によこしまなニンジンぶらさげてました。頑張ったよ。
で、更新がほぼ確実になった先週、ついに出かけて新しい万年筆をたのんできました。臆面もなくフライングです。
先月使ってみて惚れ惚れした、ペリカンのM800を購入。私の書き癖に合わせて調整してくれるところにたのんで、今月中には調整あがってくると思うのですが、すごい楽しみー!
これで今年はばりばり小説書けるといいなっと。って言いながら、桜がおわってしまいましたけど。
とりあえず浮かれているのでした。